僕等の居場所[短編]
学校を飛び出した竜が行く場所。

それは地元のヤンキーがあつまるたまり場だった。

「おぅ竜!昨日ぶりだな〜!笑」
「竜〜会いたかったぁ。」
皆が口々に竜に話しかけてくる。
ここでは皆が竜の名前をよんでくれる。

しかし、ここにいる奴はみんな竜の事なんて全くしらない。そんな事どうでもいいのだ。
竜もここにいる奴になんて興味ない。


ただみんな一人が怖いんだ。
だからここにいる。
友達ごっこしながら、『さびしい』なんて感情しらないフリして…
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