ロストバージン·レクイエム
お腹も膨れ、リビングでお茶を飲んで一服しながら会社での出来事や友達と会ったことなんかを話す。
お互い、別々に過ごしていた間のことをあらかた話し終わると会話が途切れた。
「こっちに来ませんか?」
いきなり言われた。
私は前に眠っている彼を観察した位置で、机に頬杖をついて座っている。
彼は机の90度右隣。
机は長方形で、私が座っている方がスペースに余裕があり彼の方は2人並んで座るにはちょっと狭い。
だから向かい側のソファーに移動した。
眠れぬ夜を過ごしたベッドにもなるソファー。
なんか誘ってるみたい?
そんな考えが伝わったのだろうか。
彼も私の隣に座った。