Dream&Hope~君の夢~

昼休みになり私、みーちゃん、裕信、翔君のいつもの4人で昼食を食べる。

そして、いつものように他愛のない話をする。

「なぁ、音符。一回オーディション出てみーひん?」

本当に、私も歌手になりたいと思っているらしく急にそんな事を言ってきた。

「裕信は受けた事あるの?」

「ううん?ない!」

じゃあ、何故言ってきたのかと苦笑いしているととびっきりの笑顔で言ってきた。

「やから、音符と一緒に出るんやん。まぁ、、、お互い別々やけどな?」

ハッキリ言って乗り気ではなかった。

だって自分の夢ではないから。

ほんの軽い気持ちで言った事だから、、、本気で夢を追いかけている裕信と一緒になんて、、、そんな軽い気持ちで受けたら裕信にも悪いと思うから。

「私は、、、いいや。」

そう言って私は苦笑いする。

そうすると裕信は残念そうな顔をする。

「じゃあ、俺と出ます?」

そう言って冗談半分で裕信に話しかけている翔君。

「何で翔來と出なアカンねん。絶対嫌や。」

翔君を全力否定して、極端に落ち込む翔君。

その姿が面白くて、みーちゃんと二人で笑いあった。









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