ねぇ、好き。上
「凛、桃花。ちょっと開けなさい!」
「…お、お母様だ…。凛く」
「大丈夫だ。俺がついてる」
ドキッ…
「どうなさいましたか?お母様」
凛くん、かっこいい…
「明日、学校は歩いて行ってもらいますからね。昨日まで、車だった凛も。
昨日まで自転車だった桃花も。2人とも歩いて行きなさい」
「…はい」
と、あたし。
「はい。わかりました。ご用件はそれだけですか?」
と、スラスラとお母様に言う凛くん。
「えぇ」
「そうですか。ありがとうございます。おやすみなさい」
「待ちなさい!おやすみって…、まだお風呂に入ってないでしょう!?」
「はい、入ってませんよ?お母様とは、もう今日は会わないと思いますので
先に挨拶をしたのですが…何か他にありますか?」
「え…。ぁ…、そ、そうね。お、おおやすみなさい…」
「はい」
バタン…
「凛くん、すごい…お母様、少しつっかえてたよ!」
「あぁ、そうだな」
「うん!」
「お前さ、その笑顔が一番似合うよ」
えっ?
「…そ、そんなこと、ないよ…///」
「そうか?俺は、そう思うけどな」
何、言ってるの?
びっくりするじゃない…
さっきの行動といい、何なの?
期待、しちゃうじゃん…