それでも好き
でも雄介は口を開こうとしない。




『ね?何の話?』




すると屋上のドアがバタンと開いた。




「・・・来たな」




『高橋夏樹ッ!?』





「おい、ボケ猿。俺に何の用だ」




なんでこいつがここにいんのッ!?




「1つ聞いていいか?」




雄介は腕組みをして高橋夏樹に言った。




「なんだよ・・・」



   
「こいちゅ(つ)のこと好きなのか?てめぇは」




噛んでるし。




「何言ってんの?」




高橋夏樹は続ける。




「こんなブスな奴好きになるわけねぇじゃん。ぶ(笑)もしかして
お前、こいつのこと好きなのか?」




ブスって・・・!凹むわ・・・
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