幕末にゃんにゃん【完】
「ふーん。そっか…僕、彼女に話しがあるんだけど?」
「えぇ~。沙友梨もぉ沖田さんとお話したいなぁ♪」
総司と彼女の言葉が、室内に響く。
いつまでたっても引き下がらない彼女。
「ごめんね。君とはまた今度だよ」
「は~い。じゃあ、素直に帰りまぁす」
彼女と総司が話し始めて数分後
飯塚さんは、私の部屋を去っていった。
サタン飯塚が居なくなった。一安心。
「なんで、二人で話してたの?」
彼女の気配が去ったのを確認すると、総司は襖を閉め私の前に座った。