緋~隠された恋情
*.。*.。*。.*。
『あ~んあ~ん』
『泣くなよ。なんでお前が泣くんだよ。』
『だってお兄ちゃん可愛そう。』
『だからってお前が泣くなよ。』
小さい私、小さいおにいちゃん。
お兄ちゃんが捨てられた子だって知ったとき、
あたしは悲しくて泣いた。
そして、
『俺がお前を守るから。
心配すんな。』
それが口癖だった。
両親が亡くなった時のお兄ちゃん
『ばあか、心配すんな、大学行く金くらい、俺が稼いでやるから。』
『お前が俺の幸せなんだよ』
お兄ちゃんとの思い出が、
わっと押し寄せる波みたいに一気に思い出される。
死ぬ前は走馬灯のように
いろんなことがめぐるって聞いたことある。
そっか
私死ぬんだな。
お兄ちゃんごめんね、
お父さん達の所に行くから大丈夫。
安心してね。
ズッキ~ン
「いたあぃ」
死んでも痛いんだ。
失敗した、痛くない死に方すればよかったなあ。
「ありさ!」
ん?
お兄ちゃん?
『あ~んあ~ん』
『泣くなよ。なんでお前が泣くんだよ。』
『だってお兄ちゃん可愛そう。』
『だからってお前が泣くなよ。』
小さい私、小さいおにいちゃん。
お兄ちゃんが捨てられた子だって知ったとき、
あたしは悲しくて泣いた。
そして、
『俺がお前を守るから。
心配すんな。』
それが口癖だった。
両親が亡くなった時のお兄ちゃん
『ばあか、心配すんな、大学行く金くらい、俺が稼いでやるから。』
『お前が俺の幸せなんだよ』
お兄ちゃんとの思い出が、
わっと押し寄せる波みたいに一気に思い出される。
死ぬ前は走馬灯のように
いろんなことがめぐるって聞いたことある。
そっか
私死ぬんだな。
お兄ちゃんごめんね、
お父さん達の所に行くから大丈夫。
安心してね。
ズッキ~ン
「いたあぃ」
死んでも痛いんだ。
失敗した、痛くない死に方すればよかったなあ。
「ありさ!」
ん?
お兄ちゃん?