緋~隠された恋情


♬♪♫♬♪~

お兄ちゃんの買ったばかりと言っていたスマフォが鳴る。

「お兄ちゃん。電話鳴ってる。」

「ん~…」

もぞもぞと手を探ってスマフォを手に取る。


「あ~平だ。そっかそういえば、

 連絡するって約束してたんだ。」



相変わらず、仲がいいのかなあ二人って、

男同士ってよくわからない。


「ありさ、平来るって言ってるけどいいよね。」


「え、ちょっとまって、困るだってまだ…」


「ん、ちょっとまだ服着てないから、 

 10分後にして、じゃあ後で。」


「ちょっと。お兄ちゃん!」


「ありさ、新だよ、新て呼びなさい。

 なんかいけない関係みたいだろ?」


CHU!


お兄ちゃんが、あ、新があたしにキスをする


もうっ


こんな風に変わるとは誰が想像できた?



もともと優しい人だったけど

甘い言葉尻にキュンとしてしまう。



「ありさ、

 早くシャワー浴びるなり着替えるなりして、

 平に見られる前に服を着て。」


もう勝手なんだから。


そう思いつつ、

とととっとバスルームに飛び込んだ。





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