緋~隠された恋情
冷たい目で見下ろしながら、
平は言う、
「ごめんね、
なんかさ、
お前ら綺麗なんだもん。
俺嫌いなんだよね、
綺麗さとか清潔さとか。
泥に突っ込んで汚してやりたくなるんだよ。」
平は何かを憎んでいる、
そして、私でそれを埋めようとしていた。
「もう、やめて」
涙を浮かべる私を、
さも愉快そうに声を上げて笑い。
「だいぶいい感じで汚れてきたよありさちゃん。
もう諦めなよ、似合わないよ、
真っ白な新には
こんなに汚れちゃってさ。
大丈夫
俺がずっと大事に汚してあげるから。
壊れるまでね。」
クスクスと笑う悪魔が私を傷つける
わざと恥ずかしくなるような体位で、
何度も突き上げる。
その度、私は兄を思いうかべ行為に耐える。
お兄ちゃん、お兄ちゃん愛してる。
意識を飛ばしながら兄を想う