緋~隠された恋情
はぁぁ~
スナックから抜け出して、
人気のない路地で深呼吸した。
実際どうしていいかわからない。
真央さんのカミングアウトを聞いたって、
お兄ちゃんのことを嫌いになんかなれるわけないし、
責めることもできない。
自分が平としていることと同じことを、
お兄ちゃんもしているのだと思うと、
なんて兄妹なんだろうと、呆れてしまう。
お兄ちゃんの好きな人?
真央さんではないのだとしたら、一体?
心の隅の私が自分ではないのかと囁く。
それならどんなにか…
「よお!」
肩をぽんと叩かれた。
「きゃ」
久しぶりに見る平の顔、
懐かしく安心した。
なんで?
憎いはずのこの男の顔見てホッとするなんて、
どうかしてる。
「う、植木先生。」
「入んねえの?
新の快気祝いだろ?」
「も、盛り上がてます。
私はなんかちょっと、空気を吸いに出てきたの。」
「そうかあ。」
そう言って眉尻を少しあげて、
次の瞬間に私の唇に自分の唇を被せてきた。
「やぁ…ん…」
スナックから抜け出して、
人気のない路地で深呼吸した。
実際どうしていいかわからない。
真央さんのカミングアウトを聞いたって、
お兄ちゃんのことを嫌いになんかなれるわけないし、
責めることもできない。
自分が平としていることと同じことを、
お兄ちゃんもしているのだと思うと、
なんて兄妹なんだろうと、呆れてしまう。
お兄ちゃんの好きな人?
真央さんではないのだとしたら、一体?
心の隅の私が自分ではないのかと囁く。
それならどんなにか…
「よお!」
肩をぽんと叩かれた。
「きゃ」
久しぶりに見る平の顔、
懐かしく安心した。
なんで?
憎いはずのこの男の顔見てホッとするなんて、
どうかしてる。
「う、植木先生。」
「入んねえの?
新の快気祝いだろ?」
「も、盛り上がてます。
私はなんかちょっと、空気を吸いに出てきたの。」
「そうかあ。」
そう言って眉尻を少しあげて、
次の瞬間に私の唇に自分の唇を被せてきた。
「やぁ…ん…」