あなたとのキョリ
沙智はどこか、ニヤニヤしながらトイレに入っていった。


何する気なんだ?


ちょっとたってから沙智がバケツをもっている。


なるほど、私に水をかぶらせようと。

古典的。ふっ!!

なんか、笑えてきちゃった。


「笑ってるのも今のうちよ!」


持っていたバケツを高く上げて、今にも水をかけてきそうだ。

腕が抑えられてるから、動けない。
観念して、目を瞑った。


「おいっ!!」


誰っっ!?
この声は…。
ゆっくり目を開けた。

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