殺したいほど好きなんだ
「こうなれば、君を殺したくもなるさ。“相思相愛”を感じたい。私を殺せる君も、“死んで見(かんじさ)せてほしい”んだ」
「話聞いちゃいねえのですねぇ」
故に、自分勝手。
「ハハッ、故にって使い出したらハマるね」
「我以外のモノにハマるなどとは、妬けてしまうな」
「故に、我だけにハマっていろってことでよろしいでしょうか。無理です、絶倫のあなた相手したら、マジで犯し殺される」
どれだけ嫌と言おうが、奴は私を愛し続けてしまうんだろうが。
「私はあなたを、殺したいほど憎いんだ」
「どれほどに?」
ナイフを自ら握りしめ、手から血を滴らせた奴の姿はそそるものだ。