*双子ちゃん*




「た、確かにそうだけど…。で、でも好きとかそんなんじゃ…。」



マオはきょどり始めた。


か、かわいいー!!!


こんなマオ、初めて見たよ!!!


「な、なんだよ。ジロジロ見んなよ!!」


「いいじゃーん!!だってかわいいんだもん!!」



「は!?俺がかわいいわけないだろ!!」



「かわいいよー!!!」


「うるせ!!!」



久々だな。


こんなにマオと話したのは。



小さい頃はよく話してたけど。


でも、学校であたしが友達作らなくなった頃から、お互い口数が減った。


別に仲悪かったわけじゃない。


ただ、何を話せばいいのかわからなかったんだ。


いや、マオはいっぱい話すことがあったかもしれない。


友達のこととか、部活のこととか…学校のことを。







< 88 / 89 >

この作品をシェア

pagetop