そんなあなたは先生でした…(上)
「みなさーん、ちょっと休憩しましょー」
由紀おばあちゃんの所へ行くと、トロピカルジュースがあった。
んー♡
おいしいー!
「奏、日焼け止め塗り直したいから手伝って~」
そう言った麗華さんは、日焼け止めクリームを塗っている。
奏さんは自分の出番を待っている様子。
麗華さんはうつ伏せになって
「奏、おねがーい」
とクリームを手渡した。
奏さんは当たり前のように麗華さんのビキニの紐を緩くして、背中や首……
凝視していたら、突然目隠しをさせられた。
耳元で
「見ちゃダメ、悪影響デス……」
と言った。
悪影響……
先生みたい。
先生なんだけどさ。
ちょっと生徒扱いをされてシュンとなっていると、
「だから……
二人で抜け出そっか…」
あたしはコクっと頷き、陽の手を握って海に飛び出た。
「礼ちゃーん♥」
後ろで冷やかしの声を無視しながら……。