隣のマネージャーさん。
「あー!!」
昼休憩早々、颯汰が馬鹿デカイ声で叫んだ。
「うるせぇな…何だよ、デカイ声出して。」
「ど、どうしたんだよ、颯汰。」
叶多も片耳を抑えながら颯汰に聞いた。
「は…箸忘れたー!!!!」
「「はい、割り箸。」」
「え…割り箸?」
「「うん、あっ…結愛の・悠くんの割り箸使う?」」
「2人ともありがとうございます!!じゃあ、両方…」
「いや、どちらかにしろよ。」
「じゃあ、近いから結愛の箸で!!」
颯汰は嬉しそうに笑いながら、結愛が差し出した割り箸を受け取った。
「命の恩人…いや、神だよ神!!」
大袈裟に喜ぶ颯汰を結愛と悠はにこにこと見ていた。
……颯汰の親か、この双子は。
と、1人心の中でツッコミを入れた。