慕情~憧れのヒト~
口角を緩やかに上げながら口を開く。


「止めてやるよ」


先輩の口から発せられた言葉。

止める?

わけがわからなくて首を傾げていると


「全然集中できないから」

「えっ」

「数えきれないほどの溜め息」

「えっ!?」


無意識に漏らしていただけだったのに、それで不愉快になっていた人がいたなんて。


「ご、ごめんなさいっ」
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