『無明の果て』


「誰が歌ってるの?」

「それが、知らないんです。

でも、この歌詞読んでると、死ぬほど彼の事愛してたんだろうなぁって、すごく伝わって泣けて来ますよね…」


みんな 頑張っている。


死ぬほど愛した事が伝わる歌を、歌い続けている。



「聞きに行きましょうか。」






人だかりの向こう側で、『楽園』が始まった。
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