オレ様専務を24時間 護衛する
「ん、こんなもんだろ」
鏡の中の自分を眺め、
ワックスで軽くアレンジした毛先を指でつまむと
無意識に頬が緩み出した。
久しぶりに休日を謳歌出来そうだ。
さて、俺もそろそろ出掛けるとするか。
愛車のキーを手にして、自宅を後にした。
駐車場へ着いた俺は
仕事用のセダン車の横を通り過ぎ、
奥に止めてある白い車へと歩み寄る。
事前にメンテナンスを頼んでおいたお陰で
俺の愛車は宝石のように輝いていた。
久しぶりの愛車に乗り込んだ俺は
おもむろにサンルーフを開け、
颯爽と街へを繰り出した。
20分ほど車を走らせると、とある邸宅へ。
俺の車が門前で停止すると、
監視カメラが首を傾げ始めた。
暫くすると、自動で門が開き
凛とした顔つきのドーベルマン3匹、
俺の車を出迎えてくれる。
俺は当然のように車を進め、
邸宅のエントランスへ車を横付けした。
すると、