Eternal Love・・・。
***やや***

私、今教室。カバンを取りに来てるの。

ピピ

私のけーたいがなった。

「メール?」

件名:亜由

用件:なし

本文:明日放課後、16:00~18:00 ○○丁目のXカラオケ館でさっき話した合コンを開くぞ!男子:北側小学校の6名 女子:七花 ののか やや 亜由 美琴 優樹菜 

時間厳守!
 
By.亜由

「ええ・・・あれ、マジだったの?」

10分休み、亜由と彼氏の話をしていた。私はもちろん断るつもりだったが亜由が付き添いで来て!と言われたため、ついていくこととになってしまった。

「あっ!急いで行かなきゃ!」

私は急いで教室を飛び出し、裏庭に向かった。

【冬馬くん、柏木さんより私にしてよ!柏木さんを好きなのはわかってる・・・でもわたしは諦められないの!】

この声・・・牧田さん?

【・・・別に俺はややを好きなわけじゃねぇよ。】

【だったら・・・】

【でも、俺、お前のこと好きでもタイプでもねぇんだよ。】

【私は・・・諦めないよ・・・。】

【・・・】

【・・・だったらぁ・・・柏木さんを苦しめればいいんだぁ・・・】

【は?】

【条件。】

【条・・・件?】

【そう。あなたは柏木さんを苦しめたくないんでしょ?だから、私の彼氏になる交換条件!】

【馬鹿なこと言うな!】

【だったらいいんだ?柏木を苦しめても・・?】

え・・・?なに・・・この会話・・・私を苦しめる・・?彼氏になる・・?

告白・・・してんの・・・??

なにこれ・・・意味・・わからないよ・・・・?

【・・・わーったよ、なればいんだろ?】

【そッ♡最初からそーいえばいいのよ。じゃぁ、明日からヨロシクネ?】

【望むところだ・・】

・・・・そっか・・・冬馬くんは私のこと・・・好きじゃないんだ・・。

「冬馬く~ん帰ろー?」

「や・・やや!さっきの話・・・」

「・・・??何の話?」

そう言ったとたん、冬馬くんはなんだからホッとしていた。

・・・ホントは聞いていたことも知らないのに。

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