HELLO,goodbye.





「――――……あ?」





その 機嫌の悪そうな声も、

必ず眉を寄せる寝起きの顔だって。



私は知っていた。




目を覚ました楓は
なにも変わっていないのに。

もうなにもかもが違うんだ。




「先生呼んできますね」


私から受け取った楓の携帯をポケットにしまった看護師は、病室を出ていった。


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