HELLO,goodbye.
覚えてなくていいから。
すぐに忘れてくれたらいい。
私は楓の頬から手を離し、一歩下がると
精一杯、深く、頭を下げた。
「…ありがとう、ございました」
こんな私を守ってくれて
こんな、何もできない私に命をかけてくれて
愛しい気持ち
自分よりも大切な人ができる
そんな幸せを
教えてくれてありがとう
きっと私は、
楓が思ってるよりずっと
自分で思ってたよりずっと
楓がすべてだった。
楓が、私の光だった。