友達の彼
懸命に勉強してる彼の前では居眠り出来ない。


でも、この静けさと心地いい暖かさが眠気を誘う。


だから、うろうろと図書館を散歩。



そして、たまたま偶然見掛けてしまった友達の彼の浮気現場。


たまたま奥まった場所に迷い込んだ時、


本棚の隙間の向こう側にふたりの影が重なるのが見えた。


そして、こちらを見ながら不敵に笑う彼。


私はその瞳に全てを奪われてしまい動けなかった。



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