先生達とルームシェア!?




太ももを撫でられて、首を舐められる。


服なんてもう乱れきってる。


触られてないところなんてないくらい触られた。


恐怖と気持ち悪さで震えと鳥肌が止まらない。



誰か助けて…


誰か、誰か…



そのとき、すごい大きな音がして、それと同時に扉が開いた。



「おいてめぇ!!」



誰…?涙でぼやけて見えないよ…


その人は、有内くんの胸ぐらを掴むと私から引きずり下ろした。



「自分が何してるかわかってんのかよ!犯罪だぞ!」


「うるせぇな、未遂だし…というか長瀬に関係なくね?」



……龍ちゃん…?




「瑞季ちゃんっ!!!!!」



あとから駆け込んできたのは透くん。



「大丈夫!??」



動けない私を見て、透くんは私にブレザーをかけてくれた。


あぁ、ほんとに助かったんだ。


なんだろ、どんどん意識が薄くなる。


安心したからかな。


遠くの方で透くんが、龍にぃあかん!!!と叫んでいたのが聞こえたけど、私はそこで意識を飛ばした。



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