青空、ハレの日☆年中ハレバレ
 昼食は仙太が調理したチャーハンと野菜スープだった。

 空兎はそれらをたっぷり食べ、仙太の後片付けが終わる頃、部屋に戻った。仙太の部屋へ。

「なんで僕の部屋なんだよ?」

「ここまで来たら一蓮托生じゃん! 一緒に明日のテストを乗り越える方法を考えようよ!」

「君には勉強しようという選択肢は皆無か?」

「皆無よ!」

 胸を張って答える空兎に、仙太は頭痛を覚える。突っ込む気も起きない。

 すっかり呆れ返った仙太が、わーわーと喚く空兎の声を聞き流して机に向かおうとした矢先、コンコンと窓がノックされた。

「まさか、この展開は・・・・・・?」

 嫌な予感を感じながらノックのした方へと視線を動かすと、銀髪の少年がにこやかな笑顔を浮かべながら浮遊している。

 背中に生えている白い翼の天使。

 白矢クヲンだ。

「こんこん~、暇してる?」

「目一杯取り込んでいるよ」

 クヲンのノリの軽い挨拶を冷たくあしらう仙太。

「も~、冷たいな~、せっちは~」

 と、無遠慮に窓を開けて入るクヲン。セレビアとは違い、堂々と土足のままだ。

「いや、だから靴脱ごうよ。それに窓から飛んでくるのは目立つからやめろって・・・・・・」

「大丈夫だよ、せっち。俺、人目は気にしないから!」

 自信たっぷりに親指を立てるクヲン。仙太の頭痛の種が増えた。
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