青空、ハレの日☆年中ハレバレ
「んで、空兎はどこよ?」
クヲンが尋ねると、仙太が黙ってすぐ側にいる空兎を指差す。そこに視線を移したクヲンは思わず飛び退いた。
「うぉっ!・・・・・・なんつー、暗いオーラ漂ってんだよ。同じ部屋にいるの分かんなかったぜ」
散々喚いても悉く仙太に聞き流されてしまわれたことがショックだったのか、はたまた明日のことで絶望感に浸っているのか、とにかく今の空兎は存在感すらなくなるほど落ち込んでいた。
「あ、クヲンくん・・・・・・来たんだ?」
「お、おぅ」
いつもの元気が微塵にも感じられない空兎にクヲンは戸惑い、そして心配になる。
「な、なにか悩みでもあるのか?」
「うぅん、いいの。クヲンくんにもきっと無理だよ」
「いいから話してみな? 大丈夫。微力かもしれないけど、力になるぜ?」
「ホント?」
「ああ」
次の瞬間、空兎は抑えていた感情を爆発させてクヲンに泣きついた。
「お願いクヲンくん! 明日数学のテストなの! 三十点以上取らないと次の日曜日補習なの!」
「なっ・・・・・・す、数学・・・・・・・・・・」
数学と聞いた瞬間、クヲンの顔が青ざめる。
そしてゆっくりと踵を返すと、
「グッバイ!」
翼を広げて窓から飛び立とうとする。その足に空兎はしがみついた。
「力になるって言ったじゃん!!」
「数学だけは別だ! あれは悪魔なんだよ! 」
「悪魔」という言葉が出てきたことで、また彼女がくしゃみをする。くどいようだが、この物語には一切関係ない。
クヲンが尋ねると、仙太が黙ってすぐ側にいる空兎を指差す。そこに視線を移したクヲンは思わず飛び退いた。
「うぉっ!・・・・・・なんつー、暗いオーラ漂ってんだよ。同じ部屋にいるの分かんなかったぜ」
散々喚いても悉く仙太に聞き流されてしまわれたことがショックだったのか、はたまた明日のことで絶望感に浸っているのか、とにかく今の空兎は存在感すらなくなるほど落ち込んでいた。
「あ、クヲンくん・・・・・・来たんだ?」
「お、おぅ」
いつもの元気が微塵にも感じられない空兎にクヲンは戸惑い、そして心配になる。
「な、なにか悩みでもあるのか?」
「うぅん、いいの。クヲンくんにもきっと無理だよ」
「いいから話してみな? 大丈夫。微力かもしれないけど、力になるぜ?」
「ホント?」
「ああ」
次の瞬間、空兎は抑えていた感情を爆発させてクヲンに泣きついた。
「お願いクヲンくん! 明日数学のテストなの! 三十点以上取らないと次の日曜日補習なの!」
「なっ・・・・・・す、数学・・・・・・・・・・」
数学と聞いた瞬間、クヲンの顔が青ざめる。
そしてゆっくりと踵を返すと、
「グッバイ!」
翼を広げて窓から飛び立とうとする。その足に空兎はしがみついた。
「力になるって言ったじゃん!!」
「数学だけは別だ! あれは悪魔なんだよ! 」
「悪魔」という言葉が出てきたことで、また彼女がくしゃみをする。くどいようだが、この物語には一切関係ない。