双子の姉妹の マキとマイ

魔界二日目【マキ】

私は王座の前にふんぞりかえって、睨みを聞かせながら言った。



「だ~か〜ら~!!!!お母様をだしてって言ってんの!!お父様にようなんてないんだからぁ!!」


お父様はおどおどしながら言った。


「そんなこと言っても、妃が夜まで顔をださんと言っているのだ。私にはどうもできんのだ!」


情けない顔をしながらお父様は言った。


そこで私の怒り爆発。

私はガンっとお父様のイスを蹴って言った。


「情けないのよ!!あんたそれでも王様なわけ!?王様ならこういうときに、そのとてつもなく強大な権力ふりかざして、自分の妃くらいたたきだしなさい!!」


あー、腹立つ!!

なんなわけ、なんなわけ、なんなわけ!?


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