双子の姉妹の マキとマイ
そして、私を抱きしめて言った。


「あんな可愛いことされたら、おさえられるわけないだろ。だいたい唇には俺からしたかったのに。俺は響夏みたいに優しくないから、あんなのされたら乱暴にするし」


宙は私をはなして、少し私を睨みながら小指をだひて言った。


「約束しろ。キスも、あんな泣顔も、そんな可愛い顔も、俺の前以外で見せるな」



小指をだす、宙が可愛すぎる。


なんで、こんなに可愛いの!?


私も小指をだして言った。


「じょあ、宙も約束して。その笑顔も、私以外の女の子に見せないで」


宙は一瞬、キョトンっとしたがすぐに笑った。


私と宙はゆびきりをしたあと、マキ姉と響夏がくるまで、いろんなことを話していた。


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