放課後の保健室
「まだ気にする余裕があるんだ」


整った顔が近づき、唇が重なる。


岬クンが入って来てからずっとしてキスして欲しかった。


「ほんと、可愛いね。美夏ちゃん」


年下なのにキスが上手。
彼のキスに翻弄されてしまう。


『生徒会長の岬君、大至急生徒会室へ』


壁に設置されたスピーカーから彼を呼ぶ教師の声。


「……残念……ごめんね。時間だ」


岬が離れると、美夏は急いで身繕いする。


「じゃあね。楽しかったよ。続きは後でね」


美麗な顔で笑うと、保健室を出て行った。


残された美夏は助かったのか、残念なのか、複雑な気持ちで閉まった扉を見つめていた。


< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

14年分の想いで、極上一途な御曹司は私を囲い愛でる
  • 書籍化作品

総文字数/123,119

恋愛(純愛)208ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
困っている親友の身代わりとして お見合いに行くことになった紬季。 ”相手の男性から嫌われて来てほしい” そう言われて嫌な女を演じていたのに…… 「君には俺の恋人になってもらう」 なんと彼は勤め先の御曹司で、 嘘がバレたうえに 無茶なお願いをされてしまい!? ******** NYから帰国した『光圀商事』の御曹司 忽那 大和(くつな やまと) ✕ 『光圀商事』の総務部社員 秋葉 紬季(あきば つむぎ) ******** 強引だと思っていたのにどこか甘くて、 なぜだか心をかき乱されてしまう。 「かわいい。もっと俺を欲しがれよ」 彼の秘めた想いを知ったら、 溢れ出す気持ちをもう抑えられなくて…。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop