虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~
わたしは内心げんなりしながら質問に答える。
「長くなりますけど、俺の過去話しましょうか?」
「あぁ、そうしてくれ」
わたしは藤堂さんに話したことを全て話した。
二人とも驚愕に目を見開いている。
「辛かったな」
土方も藤堂さんと同じことを言った。
「同情ですか?そんなのいりません」
そんな土方にわたしは素っ気なく言い返す。
それより・・・
「土方さん、あなた俺のこと見張らせてますよね?」
「えっ・・・」
唖然とした顔。その後焦ったような、疑わしげな顔をした。
疑っているのか・・・
「気付いてないとでも思ったんですか?今もいるんでしょう、この部屋の上に」
「なっ!!」