虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


・・・即答で返された。


ダルさの残る体を、布団の中に戻す。


そっと、目を閉じると真っ暗なはずの視界が・・・


真っ赤に染まっているように思えた。



もう、何も教えてくれないのなら、寝てしまおう。


次起きたら、何か分かるかもしれない。



そう考えたわたしは、そっと眠りの波に身を任せた。


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