虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


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どの位寝ていたのか、目を覚ますともう昼下がりだった。


身を起こし、部屋を見渡すと、誰もいなかった。



そっと、さっきの美丈夫の座っていた机に近付いてみる。


広げられた紙。


筆と硯。



そして・・・



「手紙・・・?」


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