虹の向こうへ~君と見た空をもう一度~


*玖於side*


部屋に戻るといった睦月。


そういったあいつの顔は泣きそうに歪んでいた。


まぁ、俺にしか分からない位の表情の変化だったけど。


睦月は藤堂さんと部屋に帰っていった。



『なんで笑わねぇの?』


この時代に来たときに俺は聞いた。


その時の睦月の顔・・・すごく辛そうだった。


聞いたことを凄く後悔した。


・・・守ってやりたい。そう思った。


-------

----

---

俺も急がないと・・・土方さんに呼び出しされていたことを思い出す。



止まっていた箸を動かし朝餉を口に運んだ。





*玖於side end*


< 97 / 858 >

この作品をシェア

pagetop