ハンドパワー

殺したらこいつと同じだ。

そして私は殴り始めた。

「どうしてそんな理由で私のお母さんとお父さんを殺したの?

私のお母さんとお父さんは、まだまだやらなきゃいけないことがたくさんあったんだよ?


いつもいつも私のことを心配してくれたりしてさ…

どんなに私が親を傷つけても、全然許してくれたのに…


どうしてあんたは許せれなかったの?!

あんたも人間でしょ!!

どうして…  どうして…



あんたがいなければ…

私の両親も、春の両親も死なずに済んだんだ!!」

ゴン!!
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