あなたの心にいる人は… (完)
「廉、、、の、、、こ、、え、、」


「俺の声?」


廉の言葉に頷く


「き、、こ、えた、、よ」


廉の声が聞こえたから私は霧のかかった世界から


戻ってこられた


行かなきゃって思えた


「あり、が、と」


「それは俺の台詞だ。葵、目覚めてくれてありがとう」




私たちは久しぶりのキスを交わした


< 250 / 269 >

この作品をシェア

pagetop