あなたの心にいる人は… (完)
「明日は休みをとった」


「……」


「そうですか。わかりました」


「いや!いいですから!私タクシーででも行くから。忙しいのに悪いから!」


慌てていう私を廉はゾッとするような威圧の目で見てくる


「送る」


「……はい」


このめに見られたらなんとも言い返せない


私はそのあと黙って夕食を食べた
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