水面に映る影は永遠へ続く


「ひ、じか…はっ、…ッん!?」



断続的に落とされる口付けの合間にどうにか彼の名前を呼び、止めようと僅かに口を開いた。



でも、言葉は僅かに開けた口の隙間から入って来たモノに阻まれた。



すぐにそれが舌だということに気付いた。



完全に彼の舌に捕われた私のそれはされるがままだ。





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