先生、スキ




これまた無駄に大きい自分の部屋に入ると
お風呂に入り、夕食も食べずただベットに入った。


「はあ」



溜息をつくと同時にあのときの先生の声が蘇る。


『溜息をつくと幸せが逃げてっちゃうぞ!』

22歳なんて思えないくらいの少年みたいな笑顔で言ってたな。



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