【完】とろける☆かぼちゃプリン
「先に…一本取った者勝ちかあ………!!」
剣道の事に対してまったく無知な私は‥ 一本とるっていう事すらもピンときた訳ではなかったけど‥先に技ありで相手を負かした方が勝者という意味合いを頭上に描き‥再び必死で繰り出してくるお祖父様の攻撃から死守しているにも関わらず明らかに態勢は押され素早く振り落とされる竹刀を交互に降りつつ防御するだけで精一杯という風に素人の私からも見えた。
「ヤバイよ‥!!
このままじゃ‥‥!!」
パ―――――ン‥。
「痛っ!!!」
激しい音とともに竹刀を握る腕に痺れが走るような激痛を感じた私は‥思わず声をあげた。