フシダラナヒト【TABOO】
「僕、ここの景色好きなんです。おもちゃみたいで」
物腰も柔らかく感性も近い人のようで、少し警戒心が弱まる。
「おもちゃみたいな写真を撮ってるんです」
彼に画面を見せると「すごい」と喜んでくれ、私も嬉しくなる。
もっと見たいと言うので話しながら撮ることにした。彼は地元の人で朝の散歩の途中らしい。
「ここから見たら世界はおもちゃで、人間はちっぽけな存在だと思いません?」
口だけで笑う切なげな横顔は絵画のように美しい。
彼はもしかしたら何か嫌なことがあってここに来たのかもしれない。思えば私が街を撮り始めたのも人間関係で悩んでいた時だった。高い所から眺めたら全部ちっぽけに思える。
「そうですね」
そう答えた時に撮った1枚は自分でも満足のいく出来となった。
物腰も柔らかく感性も近い人のようで、少し警戒心が弱まる。
「おもちゃみたいな写真を撮ってるんです」
彼に画面を見せると「すごい」と喜んでくれ、私も嬉しくなる。
もっと見たいと言うので話しながら撮ることにした。彼は地元の人で朝の散歩の途中らしい。
「ここから見たら世界はおもちゃで、人間はちっぽけな存在だと思いません?」
口だけで笑う切なげな横顔は絵画のように美しい。
彼はもしかしたら何か嫌なことがあってここに来たのかもしれない。思えば私が街を撮り始めたのも人間関係で悩んでいた時だった。高い所から眺めたら全部ちっぽけに思える。
「そうですね」
そう答えた時に撮った1枚は自分でも満足のいく出来となった。