フシダラナヒト【TABOO】
留学生の日本語パートナーのボランティアをしている。

1対1で日本語を教えて支援することが本来の目的だけど、相手のアランは驚くほど日本語が上手でその必要はなかった。


そんな彼が週1のレッスンで提案してきたのは、テーマを決めて日本語でお互いに語るというもの。彼にとっては必要なスキルらしい。

違う国で生まれ育った異性と語り合う。最初は戸惑ったけど慣れたら純粋に楽しかった。アランは博識で話も納得できるもので、毎回充実した時間を過ごせた。



「レイから話して。今日のテーマは愛だ」

「照れるな。日本人はあまり話さない内容だよ」


愛を語るなんて彼氏ともしたことはない。


「じゃあ良い機会だ」
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