余命1年の姫















「しょ..た…水..の…む」





俺はさっき渡そうとしていた水を渡した





「しょ…た…泣…てる..の?」





架鈴は、俺の頬に触れながら言った。










「嬉し涙。」





架鈴を見ると架鈴まで泣いていた。





「あ…た…も..嬉…な…みだ。」





さっきの言葉聞こえたのか?





「さっきの聞こえたか?」





架鈴は、首をかしげた。















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