余命1年の姫















「頭の…中から聞こ…えてきた」










架鈴は、水を飲んで普通に喋れるようになった。





頭の中から聞こえてきた。










「愛の力って凄いね。」





架鈴がふざけたように言う。










「あぁ…。よかったよマジで。
今放心状態だけどあそこに芦田がいるぞ
なんか、筋肉が凍るだか、ファンクラブがーとか色々言ってたぞ。」





架鈴がふわりと笑った。















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