最高の偽装lovers
私の言葉に、

凌也は笑った。

「・・・何が可笑しいんですか?」

・・・

「もしかして、

私の策略だとお思いですか?」


「・・・」

いいえ、とは言えない。

事実、そう思っていたのだから。

・・・

「この賞を決めたのは、

私ではなく、両社の代表デザイナーや、

役員たちです」


「・・・え」


予想外の答えに、

目を丸くした。

・・・

「さすがは岡田社長の娘さん、と、

言っておきましょうか?

貴女のデザインは、他の作品と

比べものにならない。天性の素質

とでも言いましょうか。

選ばれて当然・・・

このデザインが世に出れば、

デザイナーとして、飛躍を遂げるでしょう」
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