別れ道での約束
学校から駅まで徒歩7分で、ゆっくり歩いてもすぐに着く。
「あと5分で来るね」
私は大智が同じ駅で乗り降りしていることを初めて知った。
「俺は前から望月がいるのを知っていたよ」
朝は隣りの車両に乗っていたと言う。
自分が気付かないとこで見られていたということが恥ずかしかった。
「望月、いつも周りなんて見ないで集中して本を読んでいるものな~」
そんなとこも見られていたなんて、もっと恥ずかしい。
「ずっと話し掛けたいと思っていた」
「えっ?」
恥ずかしくて少し俯いていた私は顔を上げて、大智を見た。
少し茶色っぽいキリッとした瞳が私を真っ直ぐ見る。
「あと5分で来るね」
私は大智が同じ駅で乗り降りしていることを初めて知った。
「俺は前から望月がいるのを知っていたよ」
朝は隣りの車両に乗っていたと言う。
自分が気付かないとこで見られていたということが恥ずかしかった。
「望月、いつも周りなんて見ないで集中して本を読んでいるものな~」
そんなとこも見られていたなんて、もっと恥ずかしい。
「ずっと話し掛けたいと思っていた」
「えっ?」
恥ずかしくて少し俯いていた私は顔を上げて、大智を見た。
少し茶色っぽいキリッとした瞳が私を真っ直ぐ見る。