別れ道での約束
大智の試験が終わってから、一週間後が合格発表日だった。


大智は第2希望の大学は合格していた。


北海道まで見に行くのは大変なので、北海道に住んでいる大智の叔父さんが見に行ってくれていた。


私は大智の部屋で大智と一緒に連絡が来るのを待っていた。


「そろそろだな。うわっ、緊張する」

大智は携帯を握りしめて、部屋の中をうろうろと落ち着きなく歩く。


「大智、大丈夫だから、とりあえず座ったら?」


♪~♪~♪


「うわっ、鳴った」


慌ていて、携帯を落としそうになる。


「大智、落ち着いて」


私は両手を合わせて祈る。

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