私の婚約者は特殊捜査官
川下の言葉に、

大きな溜息をついた。

・・・

隆弘は初めから、

私を琴美から離す為に、

この封筒を預けた。

・・・

時間的にも、

秀だって、昼食を取りに行く時間。

・・・

それを見計らって、

隆弘は行動に出た。

・・・

でも、

隆弘は、

私の本業も、

秀の正体も、

知らないはず・・・

・・・

バレないよう、

かなり気を付けていたのに・・・

・・・

そんな事を考えてるうちに、

相馬邸に到着。

数十台の警察車両が、

止まっていた。
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