君に Ⅰ

「もうー。その格好やめればいいのにー。普通にしたら、絶対可愛いのに。」

「えへへー。おせじありがとー。」

「もう・・・。鏡見たことないのかしら・・・。」

「???」

こんな話をしていたあのころが懐かしい。

とても楽しかった。


この話をした1週間後、私は悲しみのどん底へと落とされることも知らずに・・・。
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