君に Ⅰ
それから数時間の間、俺は舞歌の話を聞いた。
舞歌は、犯人に撃たれた後、痛みに叫ぶ体を無理やり動かして、ベランダから飛んだらしい。
そのとき、運良くあった木に引っかかり、骨折は免れた。
その後、犯人は舞歌のことをあせりながら探していたが、警察に捕まった。
そのときに、舞歌の意識は切れたらしい。
それから少したって、俺の声が聞こえた。
そのとき、何を言ったかは覚えていないらしい。
舞歌は、顔を赤くしながら、「わ、私変なこと言ってなかった?」
と聞いてきた。
か、可愛い・・・。