君に Ⅰ

「そっか・・・。お父さんの仕事は?」

「・・・確かカメラマンだったはず・・・。」

「・・・カメラマン・・・?」

「うん。でも、私の本当のお父さんじゃないんだけどね。」

「え・・・?」

「この話はまた今度ね。ふふふ」

「何笑ってるんだよー!!」

「ううん。ちょっとね・・・」

こんな感じで彼とは30分ほど話した。
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