君に Ⅰ
「君は、葵の言ったとおりだな。
僕は水島瞬。生徒会長だ。」
「ああ!!」
今思い出した。
メガネをかけていて、真面目そうな顔をしているが、心はきっと少年のようにかっぱつで明るいのが良くわかる。
そして、仲良く2人で話しているのを見たとき、
「2人は親友なんだね・・・。」
自然と言葉がこぼれた。
でも、つぶやいたとき目から雫が落ちる。
「はあ。ビックリしたんだぞ。
今日ここに瞬と一緒に来たら舞歌がいてさ・・・」
今までのいきさつを神崎君が話してくれた。